『月曜の朝、ぼくたちは』
高校の友達に薦められて、
[rakuten:book:12858969:detail]
を読み始めました。
大学で同じゼミの7人が、仲間のひとりが開店した レストランで、再会を果たした。 仕事の業績を上げられず降格寸前の人材派遣会社の里中正樹、 理不尽な理由による部署異動を命じられた出版社の新名栞、 31歳にしてフリーターの亀田直太郎、 自分の出世のために友人を裏切る銀行員の北沢利賢、 脱サラして開いたレストランにお客が入らない八木誠二、 末期の肝臓ガンを患う来生明大、 地元のショッピングセンターで働く野原聡。 彼らは来生の死をきっかけに再びつながりあうが…。
物語に出てくる人はどこにでもいそうな人。
まるで自分もそのうちの一人のように感じられます。
ゼミとその仲間。
好きだった人。
後悔してもし切れない過ち。
社会に出て経験する憤りや、理想と現実、劣等感。
物語の至る所に読者との接点があふれています。
まだ第1章しか読んでないけど、5年後にまた読みたいと
思える一冊です。