『月曜の朝、ぼくたちは』


高校の友達に薦められて、


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を読み始めました。

大学で同じゼミの7人が、仲間のひとりが開店した
レストランで、再会を果たした。

仕事の業績を上げられず降格寸前の人材派遣会社の里中正樹、

理不尽な理由による部署異動を命じられた出版社の新名栞、

31歳にしてフリーターの亀田直太郎、

自分の出世のために友人を裏切る銀行員の北沢利賢、

脱サラして開いたレストランにお客が入らない八木誠二、

末期の肝臓ガンを患う来生明大、

地元のショッピングセンターで働く野原聡。

彼らは来生の死をきっかけに再びつながりあうが…。


物語に出てくる人はどこにでもいそうな人。
まるで自分もそのうちの一人のように感じられます。


ゼミとその仲間。


好きだった人。


後悔してもし切れない過ち。


社会に出て経験する憤りや、理想と現実、劣等感。


物語の至る所に読者との接点があふれています。


まだ第1章しか読んでないけど、5年後にまた読みたいと
思える一冊です。



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