ホルモォォォォォー!
万城目学さんの最新作、
を読みました。
両著に共通の『ホルモー』とは、京の街を舞台に繰り広げられる
一種のスポーツ?のようなものです。
そして、誰もが聞いたこともないこの『ホルモー』の参加者は、
京の大学生たちです。
彼らとホルモーと鬼たち、歴史と今をごちゃ混ぜにした
奇妙な物語です。
『鴨川ホルモー』では主に、京大・立命・京産・龍谷、
『ホルモー六景』では同志社も出てきます。
万城目学さん自身が京大の出身ということもあってか、
情景描写がとってもリアルで、「本当にホルモーってあるかも」
と思わせてくれます。
特に『ホルモー六景』の同志社の描写はリアルです。
京田辺キャンパスや田辺坂、今出川キャンパスに文学部棟のゼミ室等々。
ちなみに『ホルモー六景』は、『鴨川ホルモー』読んでないと
よく分からない内容だと思います。
新春ドラマ化される『鹿男あをによし』で出てくる伏見のお店「弧のは」も出てきます。
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今春は万城目学さんに注目です。
楽天ブックスにインタビューが載っていました。
http://books.rakuten.co.jp/RBOOKS/pickup/interview/makime_m/