「エンジニアの未来サミット 0905」に行ってきた


先週末の話になってしまいますが、
エンジニアの未来サミット 0905」に行ってきたので、
内容をつらつらとまとめておきます。
※まとめたというか、箇条書きですが・・・


0905:エンジニア・サバイバル | エンジニアの未来サミット … 技術評論社

第一部:おしえて!アルファギーク─エンジニアが幸せになる方法

エンジニアを取り巻く環境の変化
  • 勉強会とblog
    • 間違った認識をただしてくれる人がいる
    • 敵もいるが、味方もいる
  • 法律
    • 実は最強のオープンソースではないか、バグもある
    • 違いは、決定までの議論が公開されていないところ
    • 議員ブログも少しずつ出てきた
  • SIer
    • 人に評価されないと意味がない
  • スキル
    • いろいろなことにtryして、自分にあったものを身につけていけばいい
  • 情報発信
    • 情報のあるところ、情報を発信している人のところに人は集まっていく
    • 情報公開をしていったほうがいい
働く環境について
  • 上流工程と下流工程
    • 両方経験することで、設計も実装もバランス良くなっていく
  • 分業
    • 分業は結果的に、部分的にしか見えなくなってしまう
    • これからは一社ですべてを行える会社が強くなっていくのではないか
  • 経済効率性
    • いかに優秀な人材を集めるか
  • 見積もり
    • 見積もりは間違えるもの
    • 不確実性を共有するべき
ITの未来について
  • クラウド
    • 現実味を帯びてきた
    • SIerの非効率性がより如実になってくる
    • 自治体システムへのクラウド導入の可能性
    • 中小企業は自社開発にコストをかけられないので、パッケージのカスタムが主流か
  • 淘汰
    • ブラック企業は淘汰されていく
    • IT業界に携わる人が急激に増えた
    • 新しい会社が一気に大きくなれるのは、過去の企業の技術公開があったから
    • key-valueなどは昔からの概念だが、スキルを持っている人が少なく、みな一直線
  • 東京にいるメリット
    • 経済・政治の中心であり、行動に移しやすい環境
    • もっと海外との交流を積極的にすべき

第二部:弾 vs. 個性派エンジニア ─サバイバル討論

エンジニアに必要なスキルとは
  • プロモーション、売名行為をできること
  • コミュニケーション力、交渉力
  • デザイン・UIのスキル
  • トラブル対応能力
  • 本を読む力
    • いつでも人に聞けるわけではないので、そのために読む
  • 地域格差
    • 需要あってこそのアウトプット
    • ITはまだ必須インフラではない
    • 開発するうえでは、密度が濃いほうが効率的
    • 技術を身につける段階では、face to faceのほうが効率的
  • 自分のスイッチの入れ方
エンジニアの働き方・生き方・未来
  • 自分ができることは人に任せる
  • 誰もやっていないことを見つける
  • やりたいことをやってみる
  • ダメなエンジニア
    • 「やりたいですよね」という人
    • できない理由を考える人
    • エンジニアでない人にいい当たり方をしない人
    • 失敗しない人を評価する人
  • お金の話
    • 技術・責任・向上心・交渉力で評価する
    • コストを理解する
    • 働くという事は、その向こうに相手がいるということ
    • 仕事以外の私生活にいくらかかるのかを考えてみる
    • 営業を経験すべき

所感

このようなセミナーには初めて参加したし、
そもそもエンジニアっぽい仕事はしていないのですが、
同じことに興味がある人が一堂の会すというは結構おもしろいなと思いました。


話の中で気になったのは「地域格差」です。


インターネットは時間と場所の制約を超えると言われますが、
実際はこのような勉強会・セミナーにかなわない部分もまだ多いと思います。


インターネットは最強・万能なツールではないので、
この場合はネット、この場合はface to faceと使い分けてうまくやっていく
ことが大切なのだと思いました。


その点で、何かをしたいと思った時の地域格差というのはまだ
かなりあるのだと思いました。


あとコストの話。


自分も営業をしたことがないので、コストに対しての
意識があまいと思います。


なので、営業を経験したほうがいいというのは納得です。


同じく、情報発信についても納得でした。


このブログを書いてても、結構読んだ人から突っ込まれたりで、
そこから新しい会話が生まれたり。


社内でも共有会などで発表するといろいろ反響があって面白いものです。


もちろん酷評もありますが、それはそれで受け止めて直せばいいのかなと。
そのためにやっているのですから。


上司にもよく言われるのですが、インプットとアウトプットのバランスは
重要だなと思います。


どんなにインプットしても誰も評価はしてくれないので、
きちんとアウトプットを出していくのは重要だと思いました。


とりあえず出す

間違う、突っ込まれる

直す


この繰り返しって、オープンソースも一緒ですね。


次はマーケティング系の勉強会・セミナーにも出てみたいなと思います。